歩いている人は鬱にならない
歩いているだけで気分が晴れる。
こんな経験ありませんか。
私はよくあります。人より多分10倍せっかちで、10倍気が遣えるのでイライラすることが多いんです。
10倍気が遣えるってどういうことかと言いますと、例えば
・30m先から歩いてくる人とすれ違うであろう地点を瞬時に計測し、ぶつからないように車線(歩きだけどね)を変える。
⇨私も道の左端を歩いている。30m先の人も左端を歩いている。
このままだとぶつかる。瞬時に右端に車線変更をする。
車線変更時に後ろからの自転車や早歩きの人の障害にならないか確認をしてから
心の中で右ウィンカーを出して変更する。
・レジに並ぶ時、目指していたレジに他の人が並ぼうとしているのを見て自分の方が0.1秒遅い到達になると予測した場合、速やかに譲る。
・電車に座っているまたは立っている時に極力自分の腕や肩が当たらないよう、細心の注意を払ってスマホをいじる。
・バスを降りる時は降りるであろう人たちが降りるのを待って降りる。
他にも沢山ありますが、自分で言うのも変かもしれませんが気が遣えるでしょう?
ていうかいつも車を運転している感覚なんです。車は歩行と違って常に予測をしています。「あ、あの車こっちの車線に移ってきそうだな」と思ったら、その車がウィンカーを出す前に後続車に迷惑をかけない程度に減速するんです。(間違えてもブレーキなんて踏んじゃいけませんよ)
常に前と同じくらいバックミラーを見てサイドも確認して走行しているんです。
それがどうでしょう。歩行になると、車だったら大事故になるような現象が日常茶飯事。先ほどの気が遣えると述べた点と擦り合わせてみると、
・30m先から歩いてくる人のために、歩く導線を変更した。
⇨にも関わらず、相手は歩きスマホや何かに気を取られていて導線がぐにゃぐにゃになり、危うく私と正面衝突。蛇行運転、逆走、よそ見。交通刑務所ですよ貴方は!ってね。
・レジに並ぶ時、明らかに私がそのレジに一番近いのに割り込みしてくる。
これはおばあさんが多いですね。多分見えていないんでしょう。車だったら右のバンパーがやられてますね。保険で直すかどうかの悩みどころって感じの程度でしょう。
・電車でキュッとキューブみたいに座っているのに、お餅みたいに座ってきて、肘やら肩やらすりすりごりごりしてくる人。あと、大柄な人の冬場のダウンにフードのファーは罰金ですね。ただでさえ場所をとるのにまたダウンなんて着てるからもっこもこのファーが私の顔をふわふわ撫でるんですよ。もうこれはアウト!車ならサイドガリガリに擦れて、下手したらサイドミラーが折れてます。
・バスも同じようなもんね。いのいちばんに降りてどこに行くんでしょう。高速の出口で加速するようなもんです。玉突き事故になります。
とまあ、イライラすることが多いんですよ。そんなら歩いてみなさいって。まあ、歩いても車線の問題でイライラすることがあるんですが、なるべく人のいない時間帯や場所を狙って。好きな音楽でも聴きながらひたすら歩くんです。
星が綺麗だなぁ〜とか、月が出てるとか、このお家から良い匂いがするなぁ〜とか。
同時に今日の嫌なことだったり悩みだったりを思い出します。でもなぜか前向きに解決できたり、解決できなくてもふわ〜っと楽になったり。
私が冬に歩くときの必須アイテムはこちら。3つ持ってます。
カシミヤでこの値段はありえませんね。さすがカシミヤ。あったかい〜
あとは絶対欠かせないのが、スーパーフードチアシードが入っている生姜スムージー。
飲みやすいですよ。私は寝る前だけ蜂蜜を入れて風邪予防にもしています。
あとはお風呂で温まって寝る。それだけ。
お風呂もただのお湯じゃなくてこれをシャーっと入れるだけで驚くほど体が保温されます。
鬱病の人ってとても体温が低いんだそうです。だから歩いてリフレッシュしてお風呂で体を温める。それだけで日々の小さなモヤモヤはどこか遠くへ行ってしまいます。
ちゃんと歩くことは鬱予防になるって言っている偉い人がいるので、参考までに。
病気の9割は歩くだけで治る! ~歩行が人生を変える29の理由~ 簡単、無料で医者いらず
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社会人の企業コンプレックスとモチベーション維持法
「〇〇企業の関連会社で・・・」
何回言ったでしょう。このワード。
そう。自分の会社の名前を言っても誰も知らないんです。だから、かろうじて超大企業の関連会社だったことを救いに、毎回このワードを言ってから会社の名前を言っていました。そうですよね上場すらしていないのですから。
前回新入社員として入ってから、荒波修行に耐えた私の方法をお伝えしましたが、今度は企業コンプレックスなるものが生まれてきました。
まあ、慣れてきた証拠でしょう。
同じ大学で大してパッとしない奴が名の通った会社に行ってて、羨ましい。
名刺を出すのがなんだか恥ずかしい。
場所は一応東京23区内でしたが、丸の内のビジネスマンが羨ましかったです。
ま、大企業で名の知られている会社なんて全体の1割にも満たないなんて聞いたことがあります。だからあとはほとんど中小企業。私も面接では中小企業を志望する理由についてこんなことを言ってました。
「自ら企画した案件が通りやすそうだからです」
「少人数のチームなのでフットワークが軽く、お客様のニーズに応えやすそうだからです」
このくらいしかないでしょう。
自ら気張って中小企業を狙う人っているんですかねえ。
ここでまたモチベーションが下がってきました。
さあどうしましょう。中小企業ならではの特権を見つける必要があります。
私は以下のことを実践しました。
・出張を存分に楽しむ
⇨中小企業の良いとこです。私みたいな新人でもバンバン名古屋、大阪、四国、九州、沖縄、北海道と新幹線も飛行機も大した承認なく行けます。そして、その土地で存分に楽しむのです。美味しい物を食べたり、夜の街を散策したり。
こうなれば、仕事なのにプライベートの旅行みたいになって楽しいです。
どうせならイケてるキャリーケースでテンション上げていきましょう。
因みに私は機能性、デザイン性からRIMOWA一択です。
・さっさと昇格する
⇨中小企業はちょっとしたお偉いさんとの距離もかなり近いです。社長も一緒に飲み会なんかに参加したりして、少しでも周りより秀でていればすぐに見つけてもらえるので、ポンポンと昇格します。そうなればこっちのもん。本当にやりたい企画やなんかもかなりやりやすいです。
・ほぼ定時に帰る
⇨これは中小企業の中でもかなりばらつきがあるかと思いますが、大企業のように契約一つ結ぶのに何日もかかるような事務処理や厳しいリーガルチェック、その他諸々のお役所仕事的な縛りが緩いです。その分、その日の自分のタスクが終われば帰るんです。毎日夜7時には家にいましたからそれは充実していました。
その時よくしていたことは読書と運動。この経験でかなり感性が磨かれたと思います。
語彙力が磨かれた本はこれ
最近語彙力を高める本だとか、日常の言葉をワンランク粋な言い回しにした本だとかが売れていますが、単語だけ読んでも頭にはインプットされませんし、実際に会話で活用できません。物語と共に崇高な日本語の表現を学ぶのが一番です。
運動で使用のグッズ
シューズはReebok一択です。これが一番足にフィットします。
ウェアはしまむらでも無名ブランドのシャツやジャージ。シューズだけちゃんとしてれば良いかなと。
どうでしょう。中小企業でもいいことあったでしょう。
ほら、毎日が楽しい。!!!
お給料は....会社や役職にもよります。若手のうちは大企業も中小企業もあまり変わりませんが、中堅からは大きく差が開いてきます。中小企業勤めで大企業並みの給料をもらうには昇格しかありません。でも昇格のチャンスは大企業より多いです。
結局稼ぐ人はどこにいても稼ぐんだと思います。
中小企業が日本の経済のほとんどを支えているんだ!っていうつもりで
頑張りましょう!
新入社員の荒波修行
「辞めたい・・・」
毎日帰り道に泣きべそかいてた新入社員時代が私にもありました。
厳しい高校生活から一変。実家も離れて一人自由に暮らし、バイトで金を稼ぐことしか考えていなかった学生時代。
まあそれなりに勉強もして、卒論も書いて、、いましたけれども時代は超氷河期。
リーマンショックの影響もあり未来の社会人はことごとく希望を打ちのめされる時代でした。
そして私は中の上レベルの大学。誰でも知っている大学ですが、有名一流企業に入るには学生時代にサークルや同好会、部活やゼミ等で多大な功績を残した超優秀(滑り止めで入学したとしか思えない根っからの出来る奴)な生徒、
若しくは自分を宣伝する材料をコツコツ貯めていた(ボランティア諸々の社会貢献等)貯蓄生徒くらいでした。
一応ここで中の上でも良い企業に入った人の特徴をまとめておきます。
・社会貢献の経験豊富
⇨ボランティア活動
・サークルや同好会、部活、ゼミ等でなんかの賞を取っている
⇨広告系は学生大会も盛ん。受賞経験ありだと各業界から好かれる。
・インターナショナルな経験や繋がり
⇨留学してました。日本で外国人と〇〇しました。等
⇨言わずと知れたインターン。これは固いですよ。学生横並びで面接受けても
既に企業は身内扱いしてくれます。そりゃあ可愛いでしょうねもう顔見知りなんですから。
2つ3つ上の先輩は氷河期前でしたから、それなりに良い企業に入ってましたよ。
自分は学生時代のアピール材料の少なさに後悔、時代を恨むその繰り返しでした。
そんな中、ギリギリの滑り込みで合格したのがA社。社員数は100人に満たない程度で未上場の小さな会社でしたが、人事のお姉さんがとても愛想の良い人だったのと、入っていたビルが立派だったのです。
人事の方って学生からすると完全に会社の顔なんですよね。
でも入社してからは全く別。人事部に入れるわけじゃないんですね。
営業部だったんですね。そこの部長がめちゃくちゃスパルタで、朝は7時に来いとか(始業2時間前。せめて新入社員でも1時間前で良いのでは、、)タスクが終わないんなら泊まれば?とか。
次の日お客さんところに持って行く書類を夜通し作成して、朝見せたら「何これ。こんな資料お願いしたっけ。これはいいや。」と言ってご自分の作成されたとても見やすい書類持って行くんですよね。えー作ってたんですか!と。
また、新幹線を利用するまでもない地方は車なんですが、それがまた教習所のおじさんの千倍怖くて、警察の特殊車両の講習よりも厳しいんじゃないかと思いました。
首都高の合流や車線変更の度に怒号が飛んで、仕事の資料のダメ出しもして、商談のお説教もあり、もういっそ事故しちゃおうかと思ったこともありました。
毎日毎日、帰り道で泣いてました。
どうしたら良いのだろう。モチベーションを上げるにはどうすればいいのか悩みました。
友達や親に話しても一瞬楽になりますが、また次の日にはぶり返します。
マッサージを受けたり、美味しい物を食べても一瞬です。
朝起きて「よし、今日も頑張ろう・・働く事は辛いことなのだ」と言い聞かせる毎日。
限界でした。
そんな時、ふらっと立ち寄った本屋でこんなタイトルを見つけました。
「サムスン式 仕事の流儀」
内容はサムスンマンはいかにして仕事をするか。といったものでした。
韓国は軍隊でも会社でも儒教の影響もあり上下関係が厳しく、何かとスパルタなイメージがあったので、興味本位で手に取りました。
そこには、仕事の仕方、思考、上司と部下の関係、目標達成のためのプロセスの組み方等々、当時の私には想像もつかなかった仕事の流儀が盛り込まれており、もう「甘っちょろいこと言ってる場合じゃねええ!」って目が覚めました。
そうなんです。仕事のストレスや悩みは癒しで解決〜☆なんていう方程式は違ったんですね。
私はより過酷な仕事やタスクをこなす大人を知ってかっこいい!と胸が高鳴ったんです。本当の方程式は
仕事のストレスや悩みは、自分よりも過酷なタスクをこなす上の上の上を知ること
でした。
早く仕事を全て覚えて部長の2歩も3歩も先回りをして、完璧になりたい!と思ったんです。それからは何を言われても怒られても「はい!ありがとうございます!」と目を見てお辞儀をして取り掛かっていました。
以前は「はい。すいませんでした。。」なんて言ってました。それから少しずつ部長の態度も変わってきて、「良くやったな」なんて褒められることもありました。その度に心の中で「新人ビジネスマン!一流仕事人へ駆け上がる!」みたいに心の中でナレーションしてカンブリア宮殿のオープニングテーマ曲Joe Satriani『CROWD CHANT』なんかを脳内再生してなりきってました。笑
フェニックス2~「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」「未来世紀ジパング」サウンドトラック~
痩せたいと思った時はモデルの画像を見て、モデルの食生活なんかを見るでしょう。それと一緒で、既に達成している人から学べばいいんです。
私の仕事モチベーション上げの方法をまとめます。
・自分よりも過酷なタスクをこなしている超上位ビジネスマンを知る
・「なりきり」で脳内ナレーション&音楽再生
これで灰色だった通勤ラッシュから仕事、帰り道は全てパッションな色になります。かっこいいビジネスマンになりきれる最高の一枚「ガイアの夜明け」、「カンブリア宮殿」、「未来世紀ジパング」テーマ曲を一枚に集約したサントラCDもあるのでチェック。
マッサージや美味しい食事も良いけど、1回5,000円払うならこれ1枚買って永遠とモチベーション上げてる方がコスパ良いなと。
かっこいいビジネスマン!企業戦士!日本を創るのはあなただ!
本日のオススメまとめ
フェニックス2~「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」「未来世紀ジパング」サウンドトラック~
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その他モチベーションアップにオススメなのはこれ
日経スペシャル ガイアの夜明け 【全5巻セット】【中古】全巻
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インスタ映えと栄え
「写真ばっかり撮ってる人ってその時の記憶、実はほとんどないんだって。」
と、ある友人A。
レンズ越しのその瞬間の画像(映像)だけが記憶、正しくは記録となっているだけで、その時どんな話をしたか、何を感じたか、料理はどんな味がしたか、など画像以外の情報・記憶はほとんどないんだそう。
なるほど。
私とこの映え(栄え)全盛期にこんな秀逸なコメントをする友人Aには共通の友人Bがいた。
そう。Bこそ実は「ほとんど記憶がない人」である。Bは会話そっちのけで料理、空間、被写体と言う被写体を全て撮りまくる。料理が運ばれてきても撮影会が終わるまで自分のオーダーした料理にすら手をつけられない。右から左から、上から下から撮りまくる。まるでグラビア撮影のようだ。そして無言でアプリ加工をし、ほんのり赤いトマトのスープがアップした写真ではドギツい血色に染まっている。即SNSに投稿。温かい料理を囲ったまま、まともな会話のキャッチボールすらできない瞬間が多々あった。
私はあの沈黙がとてつもなく虚しく感じることがあった。
一体何がそうさせるのか。
このカラフルでパッションな写真に託す自身の日常や人生。誰だってキラキラしたフォトジェニックな人生を送り、またそう見られたいのだ。
モノクロで地味な日常で、
人生に必要なエッセンスを映え無視で見つけることができれば、日々の日常や人生はより彩りを増すのだと思う。
このブログと共に、今の時代をより快適に過ごせるヒントを見つけていきたい。