社会人の企業コンプレックスとモチベーション維持法
「〇〇企業の関連会社で・・・」
何回言ったでしょう。このワード。
そう。自分の会社の名前を言っても誰も知らないんです。だから、かろうじて超大企業の関連会社だったことを救いに、毎回このワードを言ってから会社の名前を言っていました。そうですよね上場すらしていないのですから。
前回新入社員として入ってから、荒波修行に耐えた私の方法をお伝えしましたが、今度は企業コンプレックスなるものが生まれてきました。
まあ、慣れてきた証拠でしょう。
同じ大学で大してパッとしない奴が名の通った会社に行ってて、羨ましい。
名刺を出すのがなんだか恥ずかしい。
場所は一応東京23区内でしたが、丸の内のビジネスマンが羨ましかったです。
ま、大企業で名の知られている会社なんて全体の1割にも満たないなんて聞いたことがあります。だからあとはほとんど中小企業。私も面接では中小企業を志望する理由についてこんなことを言ってました。
「自ら企画した案件が通りやすそうだからです」
「少人数のチームなのでフットワークが軽く、お客様のニーズに応えやすそうだからです」
このくらいしかないでしょう。
自ら気張って中小企業を狙う人っているんですかねえ。
ここでまたモチベーションが下がってきました。
さあどうしましょう。中小企業ならではの特権を見つける必要があります。
私は以下のことを実践しました。
・出張を存分に楽しむ
⇨中小企業の良いとこです。私みたいな新人でもバンバン名古屋、大阪、四国、九州、沖縄、北海道と新幹線も飛行機も大した承認なく行けます。そして、その土地で存分に楽しむのです。美味しい物を食べたり、夜の街を散策したり。
こうなれば、仕事なのにプライベートの旅行みたいになって楽しいです。
どうせならイケてるキャリーケースでテンション上げていきましょう。
因みに私は機能性、デザイン性からRIMOWA一択です。
・さっさと昇格する
⇨中小企業はちょっとしたお偉いさんとの距離もかなり近いです。社長も一緒に飲み会なんかに参加したりして、少しでも周りより秀でていればすぐに見つけてもらえるので、ポンポンと昇格します。そうなればこっちのもん。本当にやりたい企画やなんかもかなりやりやすいです。
・ほぼ定時に帰る
⇨これは中小企業の中でもかなりばらつきがあるかと思いますが、大企業のように契約一つ結ぶのに何日もかかるような事務処理や厳しいリーガルチェック、その他諸々のお役所仕事的な縛りが緩いです。その分、その日の自分のタスクが終われば帰るんです。毎日夜7時には家にいましたからそれは充実していました。
その時よくしていたことは読書と運動。この経験でかなり感性が磨かれたと思います。
語彙力が磨かれた本はこれ
最近語彙力を高める本だとか、日常の言葉をワンランク粋な言い回しにした本だとかが売れていますが、単語だけ読んでも頭にはインプットされませんし、実際に会話で活用できません。物語と共に崇高な日本語の表現を学ぶのが一番です。
運動で使用のグッズ
シューズはReebok一択です。これが一番足にフィットします。
ウェアはしまむらでも無名ブランドのシャツやジャージ。シューズだけちゃんとしてれば良いかなと。
どうでしょう。中小企業でもいいことあったでしょう。
ほら、毎日が楽しい。!!!
お給料は....会社や役職にもよります。若手のうちは大企業も中小企業もあまり変わりませんが、中堅からは大きく差が開いてきます。中小企業勤めで大企業並みの給料をもらうには昇格しかありません。でも昇格のチャンスは大企業より多いです。
結局稼ぐ人はどこにいても稼ぐんだと思います。
中小企業が日本の経済のほとんどを支えているんだ!っていうつもりで
頑張りましょう!